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フルートの金属アレルギー [私の楽器]

今日はフルートの金属アレルギーについてです。
若いときは何にも無かったのですが歳をとってくると・・・

フルートの素材の中で一番アレルギーの少ないものは24kの金です。
白金の方がよりいいのですがいまや白金のフルートを持つ人は装飾目的以外にはいないでしょう。
かつてゴールウェイさんは白金のフルートを吹いていたようですが。
また24kの金のフルートは世界でも一流の人しか鳴らせないといいます。
実際的には18kまででしょう。
18kの金なら本当の純銀の方がずっとましです。
でもフルートに使う純銀って柔らかすぎるので純度は92.5%です。
何かと合金しますのでアレルギーは皆無ではありません。

一番悪いのはニッケル。
安い楽器はみんなこれですね。
私の持つYFL211(NipponGAkki)やミネルバ。
ちょっとましな銀メッキといえども中身は洋銀(洋白)です。ニッケルが入っています。
銀メッキはとても薄いのですぐ中身が出ます。
初めて楽器を持ったのが純銀製なんて人もいらっしゃるでしょうがまず安物からスタートしますよね。
私はYFL311とかJマイケルの銀メッキまでは大丈夫なんですがニッケルメッキのYFL211やミネルバはだめです。

アレルギー症状は人にもよりますが接触部分に水脹れができたり赤く脹れたりかゆくなったりします。
私は下唇からあごにかけて赤く脹れます。
あと右手の人差し指の付け根、左手の親指です。

洋銀製などは軽くて発音も軽く私は大好きなのでなんとか吹きたいのです。

今日はその部分をお見せします。

下はミネルバ。

kin1.jpg

 

軽くてよく鳴りますよ。

まず歌口。

kin7a.JPG

 

赤丸のところですね。
いっぱいニッケルとキスしております(笑)

次に右手の人差し指の付け根が当たるところ

kin2a.JPG

 

赤丸。よく当たるのでニッケルメッキが薄くなっています。

次は左手親指

kin3a.JPG

 

ここも楽器を支えるので大事なところです。
やはり変色しています。

次回に私の工夫を少し書きますね。

 

 


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