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グラスハーモニカ [音源での制作曲]

グラスハーモニカをご存知の方は少ないのではないでしょうか。
私は以前音源で製作したことがあります。

グラスハーモニカはグラスハープから派生した楽器です。
たくさんのグラスを並べ、水の入れ方で音程を変えて演奏する・・・
ご覧になった方も多いと思います。

ユーチューブで見つけたのでご覧ください。





 

美しい音色ですね。
倍音系ではもっとも美しいのではないでしょうか。
倍音が多い音色は「癒しの音」になりますね。
ちなみにフルートも倍音は多い楽器ですが吹奏楽器では尺八の方が多いでしょう。

ところでこのグラスハープからヒントを得てグラスアルモニカ(ハーモニカ)を発明した人があのベンジャミン・フランクリンです。
雷から電気を受け取ってベルを鳴らした有名な方ですよね。
下の楽器です。

186.jpg

 

演奏方法は下のユーチューブでわかります。
演奏方法はご覧になればわかりますがかなり難しそうです。
日本では一人だけ演奏できる方がいらっしゃるとか。






 

曲はモーツアルトの「グラスハーモニカのためのアダージョ 」
旋律はもちろん見事な対位法がすばらしい音色を広げますね。

この楽器をフランクリンでもって「天使の声」と表現しました。
もちろん大人気となって広がったわけですが演奏が難しいだけでなく音色に吸い込まれて夢中になって病気にまでなった人が増えたので使用禁止にまでなったとか。

フランクリンは無欲な人、発明の特許は放棄しました。

さて私はこの音色を音源で表現したことがあります。
倍音というのは自然界に存在し、MIDIでは無理とのことでした。
いや、作れるし音色パートにもあるのですが単純な倍音でしかありません。
自然界の倍音は複雑で、きれいに響いたときは出してもいない美しい音が聞こえるといいます。
その音も「天使の声」と呼ばれていますね。

それに挑戦してみたかったのです。
音色はグラス系やパンフルート、尺八、声などたくさん使って複雑さを出したつもりです。

いかがだったでしょうか。
しょせん音源でしょうね。
しかし私でもここまで出来るくらいですから電気的な音源でも工夫次第でしょう。
すてきな電子音楽、シンセサイザー音楽・・・
いっぱいありますからね。


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