私のフルートの吹き方(4) [私のフルートの吹き方]
さていよいよ息です。
その前にもう少し某フルートメーカーの指導図。
前記事のメーカー基本図とともに昔はこの通り練習したものです。
しかし上の図ではゴールウェイ先生の歌口の跡形は付きませんね。
もう一度ゴールウェイ先生の跡形 ↓
ビデオでその様子がはっきりと見えます。
某メーカーの基本図がもう一つあります。 下です。
これだとフルートの歌口から遠いですね。
むしろ「手前側に向けすぎ」の方が良さそうです。
下の、「息の方向」で私なりに一つの結論が得られたのですが、それからみると上の図などは意味が無いですね。
息の方向
歌口に唇を当てた状態を想定し、下の息の方向がどれになるでしょうか。
あなたの場合はどれになりますか?
私は一番下の赤色の方向でした。
いや、吹いている気持ちは紫か茶色の方向なんですよ。
でも「ふーっ」と吹いている状態で手のひらに感じてみると一番下の赤だったんです。
手のひらに感じた方向はもっと下かもしれません。
今回の記事のために初めてやってみたんですが自分でもびっくり。
これだけ下だったとは!
それで頭部管だけ持って吹いてみると納得です。
息の方向は一番下の赤で吹いているけれど歌口のエッジに反射した残りの息が茶色あたりなんですね。
あれだけ真下に吹いているから全部歌口の中に入ってしまうと思ったのですが違うのですね。
いや、全部入っているのです。
入った後反射して飛び出す息があるのですね。
ちなみに息が飛び出さないように本当に全部息を入れてみたらまったく音になりませんでした。
当たり前です(笑)
科学的なことはよくわからないのですがフルートの音が出る仕組みが少しわかった気がします。
私が得た結論は、
息は真下に吹き込む。
が、
エッジに反射させてうまく外にも息を飛ばすこと。
ビデオでゴールウェイ先生は「私は真下に吹き込む」と言っているのがよくわかりました。
この間からこれに気付いてフルート練習をしています。
真下に吹いているんだ
と自覚しながら。
上の結論を正しく出来るならどんな吹き方でも良いのかもしれません。
音色が少し分厚くなった気がしますよ♪
下にもう一つのゴールウェイ先生のビデオがあります。
英語がわからなくとも様子でだいたいわかりますよ。
次で終わろうと思っています。
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