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私のフルートの吹き方(5) [私のフルートの吹き方]

いよいよ最終です。

旧友からバンド再結成の話があったのが5年前。
数十年ぶりに再びフルートを持つことになったのです。
押入れから出して吹いてみたら、

スースーの音しか鳴らない

どのような口の形でどう吹いていたのか思い出さない・・・

それで参考にしたのが何度も載せているゴールウェイ先生のビデオレッスン。





 

先生の子供のときは頭管部だけしか吹かせてもらえなかった、とビデオで述べております。
それで私も数ヶ月、そればかりやりました。

私の不十分な英語力もあって誤解したまま練習したんですね。

オクターブは息の方向を変える

上の写真が普通で下がオクターブ

ふつう.jpg
オクターブ.jpg

 

 

ゴールウェイ先生はそう述べています(実際は真っ直ぐに吹く)
写真だけではわかりにくいですが、オクターブは上向きになっているように見えますね。
上のビデオを見ればはっきりとわかります。

慣れないと頭管部でオクターブは苦しいですよね。
でも上のように方向を変えると簡単に出ます。
これはすばらしい!
そう思ってこればかり練習しました。

さてフルート本体を持ってバンド仲間と練習・・・
息の方向をしっかり変えると高音も低音も楽に出ます。
でも、

音程が悪い!

楽譜は読めて指も動きます。
さすがに昔取った杵柄。
でも仲間のキーボードから「音が合わない」と。

絶望感・・・・

決心して某教室に習いに行きました。
残念ながら習ったのは半年でしたけどね。

そこで教わったことは、

息は常に真っ直ぐに

です。

数ヶ月も頭管部で息の方向を変えて吹く練習をしていたのでなかなか直りませんでした。
でも少しずつ治って行くのがわかり、この教室での指導に従いました。
真っ直ぐに吹く・・・今度はその練習ばかり・・・・そして、
真っ直ぐ、という気持ちだったけど実際は真下に息が行っているという事実は知らないままに。。。。

前回の結論を得てやっと会得!

気持ちは真っ直ぐだけど息の方向は常に真下!

この正しい現実を知ることが大切だったのです。
これでやっと音程も良くなりました。
それどころかどの音も出易くなり音色も厚みが出ました。

ちなみにオクターブは息の方向を変えるので無く、
息のスピードを上げます。
息のスピードを上げるには二つ方法があります。

(1) 強く吹く
(2) 唇の穴を狭めて息のスピードを上げる

です。
どちらもそのままでやるとかなり息の方向が変わってしまいます。
私はそれを出来るだけ変わらないように吹くのです。
変わりそうになるので上唇で加減をします。
結局真下に吹き込んでいます。

今後も新しい発見で結論は変わって行くかも知れませんが納得の行く音になってきました。
私の吹き方の最終とさせていただきます。


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KOJI

これが正しい、と言うのでなく単なる私の吹き方でした。
助言などいただければ幸いです♪
by KOJI (2016-02-28 18:18) 

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