いよいよムラマツ [私の楽器]
今まで安物ばかり紹介してきましたが私も総銀のフルートがあるのですよ。
バンドマンを職業としたとき新品で購入した物です。
24歳のとき。
あまり言いたくないですが・・・もう何十年も前。
The Muramatsu
flute
STERLING SILVER
MURAMASTU FLUTE
MFG.CO.
TOKYO
02746
と、刻印されております。
1970年代のスタンダード。
12~3万円だったかなぁ。
実質使った年数は3年です。
だからほとんど傷もなくきれいです。
それでも8年前に7万円ほどかけてオーバーホールしました。
やっぱりほとんど使わず。。。。
何故かというと、
もう一つ練習用に買ったYFL-211がよく鳴ったからです。
現行のYFL-211でなく「NIPPONGAKKI」です。
銀メッキでなく洋銀製ニッケルメッキですね。
キレよくマイク受けが良かったのです。
演奏もこればかり。
自分でタンポ総換えした現在も良く鳴っています。
ただJ・マイケルのときに書いたように私の唇はニッケルに負けます。
だから残念ながら最近はこれもほとんど吹きません。
ムラマツが嫌いなわけではありません。
今のムラマツはもっと鳴りますね。
現在はパワーフルートの時代だと思います。
大きい音が勝ち。
そう思います。
私の持つムラマツの音はは少しくすんでいかにも銀です。
そしてクリームのように柔らかい・・・・
静かで小さい部屋。
チェンバロやナイロンギターの伴奏でバロックなどを奏でたい・・・・
そんな楽器。
でも私にはもうそんな機会はないです。
ドラムやベースが鳴っている傍らで吹く私には。
そしてこのムラマツとYFL-211
もう一つ気が付いたことがあります。
それは次回にでも。
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